年間700時間を超える実習量
山手調理製菓専門学校では、高いレベルの人材育成を目標に実習を重視したカリキュラムを組んでいることが特徴的な専門学校です。
一日約3時間の実習は年間に直すとトータル700時間にのぼり、全国的にトップレベルの実習量をこなせる学校として有名です。
1年制の学科は「調理師科」と「製菓衛生師科」に分かれており、そこからさらにコースに分かれ実践的な内容を学んでいきます。
1年間で調理師免許などの取得を目標としているため、充実した授業内容を受けることが可能です。
「製菓総合本科」は2年制となっており、1年目修了時には製菓衛生師の受験資格を取得することができます。
パティシエ専攻、ブーランジェ専攻、和菓子専攻とコースが分かれており、専門的な実習を行う傍ら、独立開業で必須となるマネジメントについても学ぶことができます。
調理と製菓が学べるWライセンスシステム
調理師と製菓衛生師の両方の取得を目指す「Wライセンスシステム」学科では、1年次と2年次でそれぞれ資格取得を目指した実習授業が行われます。
この学科ではプラスアップシステムという一部学費免除システムが採用されているため、資格取得のため集中的に学びたいという人から特に人気を集めている学科となります。
また2020年4月からは、ブライダルをメインとした調理・製菓を学ぶ「ブライダルWライセンスシステム」学科がスタートしました。
こちらもWライセンスシステム同様、2年制で調理師と製菓衛生師の資格取得が目指されています。
ブライダルの場合、特にフルコース料理を作成する技術が求められますので、その技術を磨くための授業が中心となっています。
調理・製菓ともにプロデュースできるような人材の育成が目標とされており、今後の注目を集めている学科です。
このWライセンスシステムが採用されている2つの学科では、2年次に海外研修が行われており本場のパティシエが作る製菓を学ぶ機会が設けられています。
どちらも卒業後に即戦力となるような人材育成が目標とされており、充実したカリキュラムを組むことが可能です。
取得した資格が活かせる就職実績
山手調理製菓専門学校では、製菓衛生師と調理師免許証の受験資格が取得できる他、技術考査や食育インストラクター、フードコーディネーター、食育指導士などの資格も取得することができます。
調理師やパティシエとして オリエンタルランドやウェスティンホテル東京への就職はもちろん、山手調理製菓専門学校ではこれらの資格を活かした就職実績も残しています。
また、就職ではなく独立開業を視野に進学や留学を行う生徒も少なくありません。
独立開業を目指す生徒に対しても、特別講座や通常授業での座学など充実したサポートが組まれており、目指したい将来像に向かって努力できる環境が整えてられています。