大手旅行会社「JTBグループ」が設立

JTBトラベル＆ホテルカレッジは、国際観光ビジネス科、国際観光ビジネスデュアル科、国際ホテル＆ブライダル科の3つの学科を持つ専門学校です。
大手旅行会社であるJTBグループが設立したカレッジとなっており、グローバルな人材育成を目標に実習と授業が行われています。

国際観光ビジネス科では、1年生のうちに国家資格である「旅行業務取扱管理者」のうち国内と総合の二つの試験に挑戦し資格取得を目指します。
実績として、「国内」試験の試験合格率は2018年度受験で80.9％を達成しており、全国平均合格率の38.3％に比べかなり高い合格率を誇っています。
さらに難関となる「総合」試験では、全国平均の合格率11.0％に対し1年生の合格率は52.6％と、こちらもかなり高い合格率となりました。

その他に取得を目指している資格として、国際ホテル＆ブライダル科では2年生のときに「レストランサービス技能検定3級」に挑戦を行っています。
定員130名の国際観光ビジネス科に対し、国際ホテル＆ブライダル科は定員40名となっており、少人数制のきめ細かな指導が特徴です。

国際観光ビジネスデュアル科は夜間部の学科となっており、JTBグループの企業への企業実習と言う形で実際に働きながら通うことができるのが特徴です。
企業実習時間に対しては「企業実習手当」が支給される他、卒業単位としても認定されるので昼間～夜間の時間を無駄なく活かすことができるのがポイントです。

充実した海外留学制度

JTBトラベル＆ホテルカレッジでは、3つの海外留学制度が整えられえてます。
1つ目は海外にあるJTBグループの海外支店や海外ホテルで実習を行う「海外派遣制度」で、留学期間となる約1か月間の旅費と宿泊費が学校負担となる制度です。
2つ目は、国際観光ビジネス科と国際ホテル＆ブライダル科の昼間部生徒が2年時に全員参加する「海外研修旅行」です。
2年間の学びを活かし、プランニングなど全て自身で行う研修旅行となっています。
最後の海外留学制度は、1年目の2～3月に行う短期留学、2年目の4～3月に約1年かけて行う長期留学です。
語学研修が主な目的となっており、JTBグループの持つ強い海外ネットワークを利用できる安心かつ充実した留学制度が取られています。

卒業後の進路

卒業した生徒の多くは、学んだことや得た資格を活かし旅行会社や観光業、ホテル・ブライダルの仕事に就きます。
特にJTBグループ企業への就職が多く、毎年5割近い生徒が関連企業への就職を果たしています。
就職希望者に対しては就職率100％が達成されるなどの実績も残しており、いずれの人材も現場での即戦力としての活躍が期待されています。